CHU Project

同人誌サークル「CHU Project」のページです。
魔法少女系のアニメを主としたファンブック(評論・分析・感想)です。
本サークルで作成した同人誌の紹介をしていきます。
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「『新白雪姫伝説プリーティア』をみんなでみよう!」(風立評論第6集)
プリーティア表紙

同人誌の仕様
タイトル 「新白雪姫伝説プリーティア」をみんなでみよう!/プリーティア解説本(風立評論6)
作者 ムシャノビッチアニメスキー(sha)
本の内容 2001/04/04〜06/27に放映されたプリーティアとあらすじと感想をまとめた。解説&分析本。 淡雪姫乃の実の両親は、できちゃった結婚だった!白のプリーティアのリーフェ生成能力は、自然界の10万倍〜160万倍だ!隠された事実を、アニメ(+公式HP)の情報だけから解き明かす!
在庫の有無 なし/受注生産(1、2ヶ月)
頒布価格 500円
本の体裁 B5版40ページ、コピー本あるいはプリンタ印刷
本の重量 66g
購入 [CHU project通販ページ]で購入する
発行元 CHU Project
発行日 2001/08/11(C60)
発行者 sha


以下は、同人誌の内容を第一話分だけご紹介いたします。どうぞお楽しみください。



本ページは「『新白雪姫伝説プリーティア』をみんなでみよう!」の一部のテキストを抜き出して、Web用に加工したものです。


2. プリーティアの世界

2.1. 作品への導入

■「リーフェ。それは命の源。リーフェ。全ての生きとし生けるものが持つ力。男も、女も。プリーティアのリーフェとナイトのリーフェが一つになったとき、新しい力が、生まれる。」
■主人公は綿雪姫乃。父が大富豪の未亡人と再婚して突然の豪邸住まいに!高校入学して1ヶ月も経つのに、義理の姉妹と仲良くできず、クラスメートからも妬みの声が聞こえる。自分の存在意義も失いかける辛い毎日。そんなとき、突然かっこいい男たち7人(子供含む)が現れて、世界を滅亡から救うためにプリーティアになってくれと言う。そして、戦いの日々が始まったのだ。そんな話。
■人の気持ちや心の悩みが、自分の人生を狂わすだけでなく、世界の滅亡までも引き起こしてしまう。人の気持ちや心の問題が、こんなにも重要なのかと改めて考えさせてくれる作品です。

3. プリーティアの各話感想

3.1. 第1話『運命の風』2001年4月4日放映

「姫乃は颯と運命の出会いをし、プリーティアとなる」

3.1.1. あらすじ

■リーフェニアでは災いをもたらす災妃フェンリルが封印を破り地上へ紛れ込んでいた。そして、リーフェを奪う赤い雪が地上へ降り注ぐ。7人のリーフェナイツはリーフェを守る力を持つプリーティアを探しに地上へ向かった。
■一方、ただの売れない小説家の父と二人暮らしをしていた姫乃は、父が再婚して大豪邸に住むこととなった。義理の姉、繭根から早速いじめを受け、義理の妹、真綿は口を利こうともしない。入学したばかりの高校でも、遺産目当てで結婚した飲んだくれ小説家の娘と陰口をたたかれ、クラスメートからも冷遇される。辛い日常。姫乃が家に帰っても、お城のような家では「ただいま」の声も家族に届かない。温かみを感じない。自分の居場所が、存在意義が見つからない。姫乃は「やっぱ無理なのかな。今居なくなっても…」とついつぶいてしまう。「楽になるのは簡単。あきらめちゃえばいい。」後ろ向きの言葉が脳裏に浮かぶ。
■7人のリーフェナイツが姫乃の前に現れた。プリーティアになって一緒に戦ってくれというのだ。そして、これは姫乃だけにしかできないことなのだと。しかし、姫乃は信じられない。その時、巨大な魔妖虫が暴れ出し、周囲からリーフェを奪い始めた。颯の「お前なんか要らない」の言葉にショックを受け、逃げ出した姫乃の心の中で、家族やクラスメートの自分に対する冷たい言葉がリフレンする。しかし、颯が言った言葉「俺達は逃げない」を思い浮かべたとき、姫乃はハッと立ち止まる。
■姫乃は決心した。「逃げない」そして、姫乃の手と颯の手が重なったとき、姫乃はプリーティアへと変身した。

3.1.2. 感想

■舞台が揃った。お城のような大豪邸。姫乃をいじめる姉に冷たい妹、辛い境遇の姫乃。そして姫乃の味方となる7人のナイト。「白雪姫」プラス「シンデレラ」という感じか。最初の回ということもあって、状況説明にかなり時間を費やしているが、これで姫乃の境遇が見えてくる。
■父(薫)が大富豪の未亡人(夏江)と再婚して1ヶ月、姫乃の環境が天と地ほども変わってしまった。父と二人暮らしの時は狭い家で貧乏ながら心暖かい暮らしをしていた。父娘の2人暮らしを懐かしそうに回想したときの姫乃のやさしい笑顔がそれを物語っている。ところが、今は見知らぬ豪邸、冷たい家族。楽しくなるはずだった高校生活も、クラスメートから後ろ指さされ、高斗弥生を除いて友達がいない。これはかなり辛い。そこは、邪道会館流空手道(なんだそりゃ!)を修練している姫乃のバイタリティで頑張って行こうとするが、もはや限界に来ていた。辛い日々の中、自分が何のためにここに居るのか見失いそうになっているのだ。頑張ろうと思ったり無理だと思ったり、姫乃の不安定に揺れる心が描かれている。帰宅シーンでは、庭の池を初めて見つけて、今までの自分とはまるで違う大富豪というものを実感し、この中で自分が生きていくのは無理なのではないか、今ここから消えてしまおう、逃げ出そうとも考えるが、その直後には、こんな後ろ向きの考えを打ち消したりする。不安定な心。
■こんな姫乃の気持ちをしっかりと前向きにする一つの転機が現れる。それが「プリーティア」だ。姫乃は、一緒に戦ってくれと頼まれたの状況から逃げないことを心に誓う。そしてプリーティアになる決心をするのだ。この辺の気持ちが変わるシーンの描写にはもっと力を入れて欲しかった。あの描写では、なぜ姫乃は気持ちが変わったのかが分かりにくい。おそらく、魔妖虫から逃げている今の自分が、辛い境遇から逃げようとしていた自分と同じであることに気づいたからだろう。しかし、後述するように、もう一つ重要な伏線がここにはある。
■さて、ちょっと話を変えて、姫乃と颯の運命の出会いについて語ろう。生垣から飛び出した姫乃が颯の上に乗っかるシーンだ。姫乃は颯の上に乗っかったまま頬を赤らめて「もしかしてこれって、(運命の出会いかも)」と考えているが、これに続く一連の漫才はとても面白い。颯の第一声が「重い」だ。そして姫乃を転がすのだ。見事に転がってゆく姫乃。「あぁ、重かった。死ぬかと思ったぜ。」一方、姫乃の反撃はこれだ。「のぞき魔だ。はるかさんちの若奥様がターゲットねぇ。奥様ぁ、見られてますよぉ」面白すぎる。しかし、このすちゃらかな出会いこそが、後にプリーティアになるという姫乃にとって本当の運命の出会いとなっているのだ。この違和感がたまらない。見事だ。タイトルの『運命の風』とは、すなわち風のリーフェである颯との運命の出会いを表現したものなのだ。
■もっと姫乃に注目してみよう。この第1話から、姫乃は颯をかなり意識している。颯の上に乗っかって、頬を赤く染めたり「運命の出会いかも」と想像するのもそうだが、颯に再会するなりアッパーカット食らわすのも姫乃が颯を意識せざるを得ない心理状況にあることを意味している。そして、颯の言葉「お前なんて要らないんだよ」も颯に言われて姫乃は大きなショックを受け、その上、前述のように逃げる姫乃の足を押しとどめた回想シーンの言葉「俺達は逃げない」を言ったのも颯だ。姫乃は結果的に颯に大きく影響を受け動かされているのだ。

3.1.3. みどころ

  • オープニングの白いプリーティア。き、きれいだ。
  • 美景が姫乃の椅子を運ぶシーンがなんかいい。
  • 女子高生にほっぺをいじりまわされる新がかわいい。リーフェナイツの使命とはいえ彼も大変だ。
  • 魔妖虫の顔がキュートだ。
  • 今回のプリートの相手は颯。

3.1.4. 繭根の活躍

  • 朝食の時、姫乃の座る椅子の脚に切れ込みが…。

目 次

1. はじめに 1
2. プリーティアの世界 1
2.1. 作品への導入 1
2.2. 主な登場人物 2
3. プリーティアの各話感想 3
3.1. 第 1話『運命の風』 2001年4月 4日放映 3
3.2. 第 2話『トキメキを聴かせて』 2001年4月11日放映 4
3.3. 第 3話『プリーティアへの道』 2001年4月18日放映 7
3.4. 第 4話『陽だまりの約束』 2001年4月25日放映 9
3.5. 第 5話『闇の微笑』 2001年5月 2日放映 11
3.6. 第 6話『紅(ル−ジュ)の秘密』 2001年5月 9日放映 13
3.7. 第 7話『もう誰も守れない』 2001年5月16日放映 16
3.8. 第 8話『目覚めのとき』 2001年5月23日放映 18
3.9. 第 9話『届かない旋律(メロディー)』 2001年5月30日放映 20
3.10. 第10話『想いの果てに』 2001年6月 6日放映 23
3.11. 第11話『ガラスの瞳』 2001年6月13日放映 25
3.12. 第12話『ぬくもりをもう一度』 2001年6月20日放映 28
3.13. 第13話『白い雪の伝説』 2001年6月27日放映 30
4. プリーティアの総論、実は雑論 33
4.1. プリートのシーンについて 33
4.2. ほとんどパンチラを見せない! 34
4.3. なぜ姫乃がプリーティアなのか 34
4.4. プリーティアはリーフェを無限に生成できるのか? 34
4.5. 白のプリーティアのリーフェ生成能力を推定する 35
4.6. なぜプリーティア側より災妃側の方が力が強いのか 35
4.7. その他、細かいことや未解決の謎について 36
5. あとがき 36

おくづけ
―――風立評論第6集―――
『新白雪姫伝説プリーティア』をみんなでみよう!

発行日:2001年8月11日初版発行
発行元:CHU Project
    http://project.chu.jp/
発行者: sha

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